マイクロの大型プレーヤーBL-1001Wです。
ターンテーブルは直径40cmと巨大で、直径30cmのゴムシートが小さく見えます。
サイズは突起部分があるため測りにくいですが、約W57ⅹD47ⅹＨ23各センチあります。
ロングアームタイプになりますが、同時出品のオーディオテクニカAT-1501Ⅱが、ちょうどサイズが合います。
アームを実装して出品しようかとも思いましたが、未使用アームなので別にしました。
アームベースは金属ですと音が硬くなり深みが出ないので、ウッドのベースにしています。
ゴムシートもオリジナルは硬すぎるので、より音の良い物に取り替えてあります。
当初評判の良い私の一番好きなパイオニアJP-501にしましたが、各種テストした中の一番相性の良かった、テクニクスSP-10MkⅡの厚手のシートにしました。
試聴は据え置きもできる、ダイナベクターDV-505で行いました。
それまで定評のあるP社のプレーヤーを使っていて、とても音楽のまとまりが良かったのですが、本機に替えたら全てが一変しました。
高音質盤のシェフィールドのハリー・ジェイムスビッグバンドで、全ての楽器の存在が際立ち太身で迫力が増しました。
それぞれの楽器の位置関係がより明瞭になり、ドラムセットのタムタムやスネアの位置関係まで聴き分けられるようになりました。
そして驚いたのは音がピタッと止まった時、ユニゾンから無音になった空間感をハッキリと表現できた事です。
そのピタッと無音になった一瞬の感じは、スリリングですらありました。
プレーヤーでここまでの表現力を実感したのは、久しぶりでした。
正にこれぞオーディオの醍醐味だと思います。
大きくてずっと脇に置いており、ほぼ傷や汚れはありません。
ベルトもまだテンションがあり、ストロボはピッタリ合っています。
ダストカバーはぶ厚くかなり重いですが、スプリングはちゃんと腰がありちゃんとオープン本機は大型メインシステムでも、十分使える凄いプレーヤーです。
輸送は梱包時の重量がはっきりしないので、30キロ未満ならゆうパック、超えたら佐川急便でいたします。